2017. 09. 05  
29日 すみだサマーコンサート
すみだトリフォニーホール
カール・オルフ 「カルミナ・ブラーナ」
上岡敏行指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
栗友会合唱団 (合唱指揮)栗山文昭
すみだ少年少女合唱隊(指揮)甲田 潤
安井陽子(S)、絹川文仁(T)、青山 貴(B)

「わが街のオーケストラ」というサブタイトルがついたサマーコンサートだ。
トリフォニーホール開館20周年を記念して、開催された公演とのことで、地元の少年少女合唱隊も共演、新日フィル音楽監督の上岡敏行のタクトで行われた。
上岡敏行は、音楽誌等に載っている写真から受ける印象では、勢いのいい攻撃的な指揮をする姿を想像していたが、演奏はむしろ繊細で極めてしなやかなものだった。
カルミナ・ブラーナは、曲調がそうであるために、前へ前へ突っ込んで行く演奏が多いが、今回は、ダイナミックレンジは大きいものの、全体に角が取れた柔らかい感じ。これは、上岡というより、栗友会の特質かもしれない。
冒頭、O fortuna の semper crescis の PP もややスッキリし過ぎな感じ、好みとしてはもっと攻撃的な PP がほしかった。
人気曲だけに、 you tube にも見切れないほどの演奏が出てくるが、それらに較べて、今回の上岡と新日フィル、栗友会は、相性がいいというか、密度が濃く、しかもクリヤな演奏だったと思う。
ソリスト陣は、夜の女王を18番とする安井陽子(ソプラノ)、モノスタートスが得意な(演技派?)絹川文仁(テノール)、いまや人気絶頂実力派の青山 貴(バリトン)の三人で、言うことなし、夫々当を得た歌いっぷりだった。三声部とも、非常にキーが高く、難しそうだが、特にテノールはハイDが要求されていて、自然で強力な裏声が必要だ。しかも出番が極く短いので、何だか気の毒だが少々演技をつけて無難に乗り切っていた。

記念演奏会ということで、始めに少年少女合唱隊が、エストニアの作曲家、アルヴォ・ベルトの「子供の頃からの歌」という合唱曲集を歌った。
全く初耳の現代作曲家だが、曲は「もう大人なんだもん」「てんとう虫のうた」「サンタのおじさん」といった名前が並び、まさに子供向けの分かりやすいもの。
演奏も少年少女合唱の典型、大変美しく素晴らしかった。
なんと上岡敏行がピアノを担当、ニコニコと楽しそうに弾いていたのが印象的だった。

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2017. 07. 29  
道路面にはいろいろな記号が書かれていて、何を意味しているのか分かりにくいものも結構多い。
そのひとつがこの自転車の絵と「とまれ」と書かれた三角形の表示だ。
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自動車の一時停止の標識を模した形といい、とまれという命令口調といい、これは守らなければいけない、と思ってしまうが、どうやら守らなくても全くお咎めのないものであるらしい。交通整理の警官にあの表示はなんですか、と訊いたところ、できれば止まって下さいということですかねえ、と、いかにも他人行儀な返事が返ってきた。要するに警察とは関係ありませんということだ。
確かに交通法規の教則本等に掲載されているのを見たことがない。

自転車に乗っている人たちを見ていても、この表示を気にしている様子は全くない。
我が家の周りにはとにかく沢山書かれていて、いちいち止まるのはとても無理だ。
薄汚く消えかかっているものも多く、メンテナンスはされていないようだ。

信号機があるのにこの表示があるところが多く、青信号なのに止まってしまったら、後ろから来る自動車には迷惑な話だし、追突されるかもしれない。
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これなんか、どうすればいいのか、一瞬では判断がつかない。
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逆に、出会いがしらの衝突がありそうで、危ないなあ、と思われる場所にはなかったりする。
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また、自動車の一時停止標識があるところに書かれていることもあるが、これはやめた方がいい。そもそも自動車の一時停止標識は自転車にも有効なので二重表示は必要ない。
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一体だれが、どういう権限でこれを書いているのか、いつも不思議に思っている。

2017. 07. 18  
4日 オーチャードホール
マーラー 千人の交響曲  山田和樹指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
武蔵野合唱団 栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊
林 正子(S)、小林沙羅(S)、清水華澄(A)、西村 悟(T)、妻屋秀和(B)他

昨年の7月からこの6月までの1年間に、「千人」を3回も聞いた。評論家じゃあるまいし、こんな大曲を3回も聞く人はあまりいないと思う。
おかげでこの曲の面白さや不思議さが、少し分かってきたような気がする。

今回は、武蔵野合唱団が第一コーラスを、栗友会合唱団が第二コーラスを担当するという演奏形式で、夫々の特徴を活かした組み合わせだったと思う。

武蔵野は力強さが特徴、と言ったら言い過ぎだろうか、とりわけ男声のパワーは圧倒的で、中でもテノールはものすごい!コバケンの指揮で聴いたモツレクのメリスマは、笑っちゃうほどのド迫力と鋭い切れ味、まさに驚嘆ものだった。
一方の栗友会は絶妙のバランスと、ハーモニーの美しさだ。初めてこの合唱団の第九を聴いたとき、ノイズっ気のない伸び伸びとした響きに痛く感動したものだ。

これらの特徴を存分に活かすために、この組み合わせにしたものと思われるが、結果は大成功、迫力と繊細さが見事に表現されていた。
歌詞の翻訳を読んでも、いろいろな解説を読んでも、曲の奥深さや、精神性みたいなものはさっぱり分からないが、壮大な音楽にどっぷりと浸っているだけでまことに心地よい。

オーチャードホールは、比較的どこの席でも同じように聞こえるが、今回は男声がステージ奥の高見に集中していて、メガホンの口元で歌っている感じになるのだろうか、ともするとコーラスがオケを圧倒するような場面もあった。
それだけに、冒頭 ff で出てくる “Veni” の迫力は凄まじく、一気に千人の世界に引き込まれてしまった。
驚いたのは、大人のコーラスが暗譜だったこと。これまでの例だと歌う範囲が限定されているためか、少年少女が暗譜ということは多かったが、今回は逆だ。
ヤマカズ先生、ずいぶん思い切った要求をだしたものだ。このラテン語とドイツ語による長大なテキスト暗記するだけでも大変な努力を強いられたことと思う。尤も、聞いている側は何語であろうと、ほとんどの人が分からなかったと思うので、失礼ながら案外うやむやでもよかったのかもしれない!
東京混声合唱団をはじめ、合唱指揮を得意とする山田和樹だけに、楽譜を持った時と暗譜とでは、声の飛び方がまるで違うということを意識したのだろう。
ソリスト陣がもう少しクリヤーだと良かった気もしたが、あえてオケとコーラスの中間に配置されていたので、声が埋もれることはある程度、計算ずくだったと思われる。

総じて極めて心地よく、しかも山田和樹のマーラー愛が強烈に伝わってくる感動的な演奏だった。

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2017. 06. 19  
4月10日
毎年どこかへ桜見物に行こうと、あちこち思いを巡らしますが、結局どこへも行かず、もう散り始めていますね。
だんだん出不精になって、今年も家の周りで満足しました。
家から5分ほどのところにある団地の老木と、3年前に一輪花を咲かせた我が家の山桜です。花の数も増え、丈も2階に届くほどになりました。
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4月14日
ご近所桜第2弾です。
家の周りはさくら吹雪が舞っていますが、まだ頑張っている木も見かけます。
要町の弁天様(粟島神社)と立教大学の正門です。
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4月21日
ご近所桜第3弾、千川通りの八重桜です。千川上水が流れていた50年前はソメイヨシノの並木でしたが、道路になって八重桜に変わりました。
この2、3年、周辺の工事の影響なのか全く冴えなかったのですが、今年は少し見られるようになりました。
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TKあそこ、そうかー千川上水だったのねー
G そう、千川駅付近にはまだ千川上水の痕跡が残っていますが、この通りを千川通りと呼んでいるのは、この周辺の人達だけだそうですよ。地図ではジョナサンのある南長崎6丁目で千川通りは終わっています
なんだかローカルな話になっちゃいましたが「ご近所ばなし」なのでご容赦を。
KSえっ!!千川通りって呼んでました
八重桜、私も沢山シャッターを切りましたがこんなに綺麗には撮れませんでした😅
素敵です(^-^)。🌸
G千川駅だってあるし、いかにも「千川通り」って感じですものね!でも桜が復活してくれて良かったです。
その昔、牛込商業(現千早高校)付近ではソメイヨシノの若葉と重なってすごくきれいだったのですが、今年はちょっと若葉が遅れてるみたいですね。
KS牛込商業懐かしい(^-^)😆
地元トークわかっちゃいます😄

5月2日
断捨離とはいきませんが、身辺整理の手始めに、写真を始末することにしました。
一部はデジタル化して保存していますが、結構珍しいものもありますので、ご紹介します(笑)。
これは5歳のころ、昭和15年、カメラ好きの叔父が撮ってくれました。
弾いているのは母ですが、何を演奏してたのかな!
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MKすごい!!!貴重ですねー!
Gこの数年後には、大空襲やら集団疎開やらで、このピアノがどうなったのか残念ながらわかりません!
MMもうこの頃から、Gさんの音楽人生は始まっていたのですね!
他のものも見てみたいです!
Gうーん、その割にはダメでしたねぇ(泣)。音楽とはあまり関係ありませんが、これから変わったものを捨てる前に紹介しますね。
KF素敵なお母様ですね。
その時代にピアノは、さぞ高級品でしょうね。
Gそうですよね!父は普通のサラリーマンで特別金持ちではなかったのですが。
G家七不思議のひとつです(笑)。
MNうわ〜、貴重な写真を見せて頂きました!Gさん、変わらないね〜〜(^-^)😁😁
G変わらない!?ハハハ確かに(笑)。

5月22日
我が家の老ニャンタはキホン家の中なのですが、先日脱走して帰って来た翌日、顔の右半分が腫れ上がり眼は真っ赤に。驚いて獣医さんに診てもらったところ、野良猫にやられてちょっと悪い菌がまわったのだろうとのこと。全く食欲がなく寝たきり状態だったのですが、抗生物質やら栄養剤やらが効いて三日目あたりから少し動けるようになりました。
この写真は10日目頃のもの、まだ右目の上に傷が残っていて、若干猫相が悪く見えます。
何しろ1999年生まれの18才、こんどばかりはダメかと思ったのですが、いまはスッカリ元気になりました。
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TK回復に向かって良かったです
G我が家歴代の犬猫がお世話になっている獣医さんがとてもいい先生で、すぐにとんできてくれるので助かります。獣医さんも二代目で、いまは娘さんが継いでいます。
JS要町の獣医さん? 去勢してないと今の時期の雄猫はケンカっ早いからねー。






2017. 06. 09  
19日
交声曲「海道東征」
北原白秋作詞 信時潔作曲
大井剛史指揮東京フィルハーモニー交響楽団
独唱:幸田浩子(ソプラノ)、小原啓楼(テノール)他
合唱:栗友会、杉並児童合唱団
東京芸術劇場コンサートホール

初耳の曲だ。
我が家には信時潔集成というSP音源から復刻されたCDアルバムがあり、その中に収録されているのだが聴いたことがなかった。
信時潔といえば高校時代「あかがり」とか「子等を思う歌」を合唱で歌ったことがあり、親しみ易い旋律で、いまでも時々思い出す。
この海道東征も同様で、きわめて分かり易い旋律の集合体だ。残念ながら白秋の詩は、擬古文というそうだが、古い文体でよく分からない。
神代から建国に至る皇軍の活躍を詠った壮大な叙事詩に、皇紀二千六百年奉祝のために作曲されたもの、ということらしい。
美しい抒情的な部分と勇ましい戦意高揚と思しき部分がホボ交互に現れて、否が応でもワクワク感が刺激される。戦後しばらくは封印されていたというのもむべなるかなと思われる。
我が家のCDは1941年の録音で、まさに戦意高揚のための演奏といえるもので、力強いリズムを強調した軍歌調だ。
それに較べて今回の演奏は美しさの部分が強調されていたように思われる。雑味のない栗友会の合唱はもちろん、ソリストの面々も全く力みのないまろやかな歌い方で、「ヤアハレ」という掛け声(普段聞いたことはないが)も柔らかく、高貴な(!)印象だった。
字幕が投影されていたが、プログラムに記載されていたものと同じで、せっかくなので現代語に翻訳されたものを流してほしかった。
アンコールの形で演奏された「海ゆかば」では、起立して唱和する人もいたが、ステージの上で歌った人たちは、どんな気持ちで歌っていたのだろうか。
開場時間が長めにとられていたが、コーヒーラウンジは黒いスーツ姿で談笑する紳士でいっぱいだった。客席も黒服が多く、少々緊迫感のようなものを感じたが、みなさん柔和な顔をされていたので、特に威圧感はなかった(笑)。

海道東征
プロフィール

がんも

Author:がんも
ヨハン・シュトラウスと女の子が大好きな老人です。
歌うことが大好きです。イタリア民謡とかトスティとか。
小旅行も大好きです。新緑や残雪の山並みを見るとドキドキします。

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