2014. 07. 18  
オーケストラのコンサートを聴きに行くと、どうも気になることがある。
いつでもどこでもそうなのだから、気にする方がおかしいのだが、でも気になるのである。

オケのメンバーが入場し、コンサートマスターが立ち上がってチューニングを済ませ、さあ始まるぞ、という訳で客席も静まり返ると、指揮者が登場し、楽員を起立させ、コンマスと握手をしてから指揮台に上がり客席に向かって丁寧に礼をする。そして向きを変えてメンバーを座らせ、おもむろに演奏を始める。

この「メンバーを起立させる」のが気になるのだ。

椅子に腰掛けると、お尻をモゾモゾさせて、落ち着く場所を探すのが普通である。オケの椅子が必ずしも自分の体形に合っているとは限らないので、お尻のみならず姿勢も合わせる必要がある。
折角チューニングも終わって、いざ演奏という時にまた立たされるのはいやじゃないのかなあと、余計な心配と知りつつ気になるのだ。
特に、オペラのオケ・ピットでは、折角立ち上がっても一階席からはほとんど確認できないし、狭い場所で大変だろうと思ってしまう。

私が学生の頃、かのカラヤンが初来日して、日比谷公会堂でN響を振ったのを観にいったが、颯爽と現れた彼は、楽員を立たせることもなく、すぐに演奏を始めたのである。
その頃はまだ40代、きびきびとした動作がなんともかっこう良く見えた。
曲目はリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」。

その印象が60年以上経った今になっても脳裏に焼き付いていて、演奏直前のガタついた感じが気になるのかもしれない。

   オケの礼_convert

NEXT Entry
スカートの中
NEW Topics
6-7月のFBネタ
エルチョクロ
7月のコンサートから
自転車とまれ表示
6月のコンサートから
4~5月のFBネタ
4月のコンサートから
2月~3月のFBネタ
2月のコンサートから
祐天寺から西郷山公園へ
9月-10月のコンサートから
7月のコンサート
4月のFBネタ
多摩川台公園から等々力渓谷へ
3月のFBネタ
昭和10年生まれ
DVD付きCD
2月のFBネタ
浜離宮庭園散策
1月のFBネタ
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

がんも

Author:がんも
ヨハン・シュトラウスと女の子が大好きな老人です。
歌うことが大好きです。イタリア民謡とかトスティとか。
小旅行も大好きです。新緑や残雪の山並みを見るとドキドキします。

最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR